日本は「起業のしやすさ」ランキング89位と、先進国の中で遅れをとっている現状を知っていますか?これには、ビジネスの起業や中小企業に積極的な支援がなされていないといった背景があり、日本は起業のハードルが高い国なのです。
また、『令和3年版高齢社会白書』によると、日本の高齢化率は世界で最も高いとされています。高齢化はビジネスにも顕著に現れており、2021年における日本の社長の平均年齢は「60.3歳」と、1990年の「54.0歳」より右肩上がりに高齢化が進んでいます。
このような背景から、日本では若者がビジネスで成功し、巨万の富を築くことは難しいのでしょうか?また、日本には億万長者の夢を掴んだ若者は存在するのでしょうか?
日本の億万長者ランキング
上のインフォグラフィックは、日本の億万長者トップ20を黄色枠、世界の億万長者トップ20を青枠で、それぞれの資産額の大きさを円の大きさで比較しています。
日本と世界で比較すると、億万長者の平均年齢は日本が72歳であるのに対して、海外は65歳でした。なお、世界では30代や40代も多くランクインしています。
下記は、日本の億万長者トップ10をランキングにし、表にまとめたものです。
順位 | 氏名 | 関連 | 年齢 | 資産額 |
---|---|---|---|---|
1 | 柳井正 | ファーストリテイリング | 73 | 2兆6100億円 |
2 | 滝崎武光 | キーエンス | 76 | 2兆3900億円 |
3 | 孫 正義 | ソフトバンク | 64 | 2兆1300億円 |
4 | 高原豪久 | ユニ?チャーム | 60 | 6400億円 |
5 | 永守 重信 | 日本電産 | 77 | 5400億円 |
6 | 三木谷浩史 | 楽天 | 57 | 5100億円 |
7 | 伊藤雅俊 | セブン&アイ | 97 | 4600億円 |
8 | 似鳥昭雄 | ニトリ | 78 | 4000億円 |
9 | 森 章 | 森トラスト | 85 | 3700億円 |
10 | 三木正浩 | ABCマート | 66 | 3000億円 |
栄えある第1位は、柳井正氏で、資産額はなんと2兆6100億円です。柳井正氏は、「ユニクロ」を中心に複数の衣料ブランドを世界中で展開する株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長を務めています。
第2位には、日本の「ものづくり」を支える株式会社キーエンスの創業者である滝崎武光氏(2兆3900億円)、第3位にはソフトバンクグループ会社の代表取締役会長兼社長の孫 正義氏(2兆13000億円)がランクインしました。
特筆すべきは、日本の億万長者は全体の平均年齢が69歳と高いところです。世界の億万長者の平均年齢は「51歳」ですので、その差は顕著です。
日本の億万長者ランキングのトップ10には、20代、30代はおろか、40代もランクインしていません。
ちなみに、トップ10ではありませんが、億万長者にランクインした最年少の日本人は、株式会社メルカリの創業者の山田進太郎氏です。彼は44歳にして1000億もの資産を築いています。
世界の億万長者ランキング
続いては、世界の億万長者トップ10を紹介します。出身国は全員アメリカとなっています。
順位 | 氏名 | 関連 | 年齢 | 資産額 |
---|---|---|---|---|
1 | イーロン?マスク | Tesla、PayPalなど | 50 | 21兆9000億円 |
2 | ジェフ?ベゾス | Amazon.com | 58 | 17兆1000億円 |
3 | ベルナール?アルノー&ファミリー | LVMH | 73 | 15兆8000億円 |
4 | ビル?ゲイツ | Microsoft | 66 | 12兆9000億円 |
5 | ウォーレン?バフェット | Berkshire Hathaway | 91 | 11兆8000億円 |
6 | ラリー?ペイジ | 49 | 11兆1100億円 | |
7 | セルゲイ?ブリン | 48 | 10兆7000億円 | |
8 | ラリー?エリソン | Oracle | 77 | 10兆6000億円 |
9 | スティーブ?バルマー | Microsoft | 66 | 9兆1400億円 |
10 | ムケシュ?アンバニ | Reliance Industries | 64 | 9兆7000億円 |
注目すべきは、世界の億万長者の平均年齢は51歳と、日本の億万長者よりも11歳も若い点です。50?60代の起業家を中心に、40代も2名ランクインしています。
とはいえ、日本で生活していると、あまり名を耳にしない億万長者も多いかもしれません。以下では、栄えある世界の億万長者トップ10にランクインした10名の起業家を紹介していきます!
第1位:イーロン?マスク
世界のお金持ちランキングの第1位にランクインしたのは、イーロン?マスク氏で、資産額はなんと21兆9000億円です。
Teslaの共同創業者兼SEOとして電気自動車の設計やグローバル製造のすべてをリードすると同時に、Space XやPayPal、The Boring Companyなどの共同設立と事業も手がけています。
最近では、Twitterの買収撤回騒動で名前を耳にした人も多いかもしれません。
第2位:ジェフ?ベゾス
第2位には、資産額17兆1000億円でジェフ?ベゾス氏がランクインしました。ジェフ?ベゾス氏は、Amazon.comの創業者であり、現在CEOを務める人物です。
今回の調査では2位という結果でしたが、過去には世界一の大富豪となったこともあるんです。Amazonが世界中で大成功を収めていることを考えれば、納得の結果かもしれません。
第3位:ベルナール?アルノー&ファミリー
世界の億万長者ランキング第3位は、ベルナール?アルノーとその一家です。ベルナール?アルノーは、モエ?ヘネシー?ルイ?ヴィトン(LVMH)の会長兼CEOを務めています。ラグジュアリーブランド好きの方なら、一度はその名を耳にしたことがあるでしょう。
また、彼はアルノー一族の持株会社である「グループ アルノー」の代表取締役としても知られています。既婚で5人の子供を持つ彼とその家族は、資産額15兆8000億と、世界で3番目に最もお金持ちなファミリーです。
第4位:ビル?ゲイツ
世界で最も裕福な起業家の4人目は、ビル?ゲイツ氏です。Microsoftの共同創業者である彼の名を聞いたことがない人は少ないでしょう。
近年では、Microsoftビジネスチャットツール「Teams」を生み出し、LinedInの買収を実現させた、実力ある起業家です。ビル?ゲイツ氏は、慈善事業に専念するため、2020年3月にMicrosoftの取締役を退任しました。
第5位:ウォーレン?バフェット
第5位にランクインしたのは、「伝説の投資家」として有名なウォーレン?バフェット氏です。株式投資で高額な個人資産を築き上げたことで知られているほか、投資会社バークシャー?ハサウェイの会長兼CEOも務めています。
また、彼は、大富豪でありながら慈善事業への多額な寄付を行う慈善家としての一面も持っています。世界一の投資家であり経営者、慈善家でもある彼を尊敬する人は多いようです。
第6位:ラリー?ペイジ
世界の億万長者ランキング第6位は、ラリー?ペイジ氏です。彼は1998年9月、次いでランクインするセルゲイ?プリン氏と共同でGoogle社を設立し、2001年4月までCEOを務めました。彼は49歳にして、11兆1100億もの資産を築いています。
第7位:セルゲイ?ブリン
世界7番目の大富豪は、セルゲイ?ブリン氏です。同ランキング第6位のラリー?ペイジ氏と共同でGoogle社を創業した人物です。数学者および経済学者の父と、NASA研究者の母を持ちます。
セルゲイ?ブリン氏は、48歳と世界の億万長者ランキングで最年少となっており、日本の億万長者ランキングトップ10には存在しない40代の億万長者です。
第8位:ラリー?エリソン
第8位には、ラリー?エリソン氏がランクインしました。ラリー?エリソン氏は、企業や官公庁などで利用されているデータベース管理システムなどを開発?販売するOracleの創業者です。
OracleはMicrosoftに次ぐソフトウェア会社で、その創業者である彼の資産額は10兆6000億にも及んでいます。
第9位:スティーブ?バルマー
第9位にランクインしたのは、スティーブ?バルマー氏です。彼は、ハーバード大学で出会った、同ランキング第4位のビル?ゲイツ氏の誘いでMicrosoftに入社後、ゲイツ氏とともにMicrosoftを成長させ、最終的にCEOを専任で務めました。
彼はMicrosoftのCEO、および社外取締役を退任後、現在は米プロバスケットボール協会の「ロサンゼルス?クリッパーズ」のオーナーに就任しています。
第10位:ムケシュ?アンバニ
第10位には、インドの実業家であるムケシュ?アンバニ氏がランクイン。ムケシュ?アンバニ氏は、インドで最大規模を誇る石油化学民間企業「リライアンス?インダストリーズ」の会長、および筆頭株主を務める人物です。
彼の資産額はなんと9兆7000億円で、インドのムンバイには建設費840億円と言われる大豪邸を構えています。
まとめ
日本と世界の億万長者ランキングを紹介しました。日本と世界の億万長者トップ20を比較すると、日本(平均72歳)は世界の大富豪(平均65歳)と比べて平均年齢が高いことがわかりました。
ちなみに、億万長者全体の平均年齢はそれぞれ日本(平均69歳)、世界(平均54歳)となっています。日本では、トップ20の億万長者の平均年齢が特出して高いという結果です。
日本においては、ビジネス起業のハードルが高く、さらには社長や億万長者の平均年齢も高いことから、若くして巨万の富を築くのは非常に難しいことだと言えます。
そんな中、若者が一攫千金を狙うには、カジノや宝くじ、起業にチャレンジするなど行動を起こす必要があるでしょう。特にオンラインカジノは、若者でも気軽に一攫千金を狙えるチャンスです。億万長者の資産額までには及ばずとも、若者が夢を見るには十分な報酬をゲットできるかもしれません。
ぜひこれを機に、オンラインカジノにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
参照:The Richest People In The World
https://www.forbes.com/billionaires/